時津町にある春城(はるのじょう)です。
「とぎつカナリーホール」から春城を見たところ。
大原野神社のある山に春城はありました。
二つある山の左側の山の山頂になります。
立派な山城ですねヾ(´∀`*)ノ
春城はこの地の領主であった時津氏の城ではないかといわれています。
山頂にある春城の本丸跡。大野原神社までは登る道がありますが、そこから山頂へいく正式な道はなく、雑木林となっている急な斜面を木につかまりながら登っていく。本丸の近くは岩場があり、かなり傾斜があるので、ここまで来るのは結構危険でした。
山の中にある大原野神社。城主の館跡だったといわれています。
山頂付近には帯曲輪らしきものも見られます。
かなり大変な山登りでしたが、本丸のあった平場にでたときはやっときた!という達成感を味わえます。
時津氏は鎌倉時代や室町時代の文献に登場してきますが、戦国時代になると史料で時津氏の名が出てこないことから、戦国時代の初期までに滅亡していたのではないかといわれています。戦国時代に時津は大村氏の領地でした。
城主:時津氏 場所:長崎県西彼杵郡時津町野田郷