この城に来るのは実は2回目、続日本100名城スタンプを押すため再訪。
菅谷館は鎌倉時代の後家人の畠山重忠の館です。現在に残る城郭遺構は、発掘調査での出土遺物の年代から、山ノ内上杉氏のものといわれています。
東京ドーム3つ分の広大な城跡には土塁、空堀がほぼ完全な状態で残されていました🤗
菅谷館の縄張り図です。
菅谷館の搦手門跡。
搦手門跡の両脇に土塁と空堀が国道からでもよく見えます。
本郭入口の土橋
本郭内部。
広い敷地には分厚い土塁がめぐります。
本格の周囲の空堀は横矢がかりになっています。張り出した本郭の出枡形土塁がカッコいい!
本格の空堀。折れがキレイ。
二の丸の土塁上にある菅谷館の主 畠山重忠さまの像です。
二の丸をめぐる土塁。
南曲輪の土塁。南曲輪は本郭より一段低くなっている。
木橋は西ノ郭から三ノ郭に登りとなっています。
正てん門跡から中を見えないようにするための蔀の土塁。
小さな工夫がされています。
久しぶりに来たけど、分厚い土塁と空堀が残る中世城郭は高まりますね。
嵐山町は続日本100名城に選ばれた城が2つもあり、それ以外の山城も整備されていて、城跡を観光資源にしてるのも素晴らしい。