安楽城は安楽氏が築いたとされ、戦国時代には志布志城の出城として、新納氏や肝付氏の支配下に置かれていました。
安楽川の河岸段丘を利用した山城です。
安楽城の入口に建つ標注と案内板。
安楽城の縄張り図。本丸と二の丸からなります。
案内板があるので整備されているかと思いきや、山の入口には背と同じ高さの藪で道がない。この藪を掻き分けながら山の中に入ると、荒れ放題の城内に出ます。竹の向こうに見える丘陵は本丸。
本丸背後には立派な堀切。
本丸背後の堀切を別角度から。
本丸の切岸。
高さがあり斜面も垂直に鋭く削られていて迫力があります😲
本丸。奥は土塁。
本丸の土塁。
本丸周囲を巡る帯曲輪。
縄張り図にある土塁6と7。
二の丸。
二の丸下の土塁。
縄張り図の土塁4と5。周囲は空堀。
縄張り図にある土塁3。
縄張り図の空堀1。周囲より低くなっています。
安楽城は遺構がよく残っていますが、荒れ果てているため散策するのは未整備の城に慣れている人じゃなければ厳しいですね。
城攻め終えると体のあちこちにトゲトゲや草がたくさんついて払うのが大変でした😊