日南市南郷町贄波にある外浦砲台跡。
外浦砲台は1863年 飫肥藩主 伊東祐相が外国船の脅威に備えるため沿岸の警固として築いた台場です。3つの砲台が設置されました。
贄波海岸にあり贄波バス停にある土塁が外浦砲台の跡です。土塁の上にある木には南郷のジャカランダがキレイに咲いていました🥰
外浦砲台の範囲図。石垣が2ヶ所に残っています。砲台跡の一部には家が建っており遺構が消滅しています。住民の方に砲台について聞いたところ、元の家の場所は贄波の砂浜のテトラポット付近にあり、台風被害により現在の台場の位置に建て直したそうです。そのときの台風により残っていた砲台の台座も流されてしまったとのこと。
外浦砲台の石垣。石垣Bあたり。資料によると砲台跡の石垣の延長は99.68メートルとある。ここの石垣が一番きれいに残されています。
石垣Bは長く続く。
石垣Bの東端。
石垣Bの裏側(海岸側)
外浦砲台の石垣Aがある部分の土塁。
外浦砲台の石垣。石垣Aの部分。家と土塁の境界にあります。
土塁の上に祀られている地蔵さま。
海岸側から見た土塁。
外浦砲台跡の海岸側。左にある家も台場があった場所です。海岸の護岸工事の際に遺構が破壊されています。
外浦砲台から見る贄波海岸。キレイな海でした(о´∀`о)