安永城は1468年に北郷敏久(6代)が築いたのが始まりで、北郷氏が都城に本拠を移したあとも北郷数久の隠居城や北郷相久の居城になったり北郷氏にとって重要なお城でした。また庄内十二外城の1つで、1599年の庄内の乱では伊集院忠真の軍師 白石永仙がこの城に籠り、島津宗家の軍勢と戦いました。
安永城の縄張り図。内城(本丸)、二之丸、金石城、取添の4つの曲輪からなるシラス台地に築かれた山城になっています。
安永城の内城(本丸)の登口。傾斜が急な坂を上がります。
安永城の内城(本丸)。庄内児童公園として整備されていてかなり広い。
内城(本丸)南東隅にある展望台。
展望台からの景色。
内城(本丸)南東隅の展望台方面を見たところ。
内城(本丸)にある忠霊塔。
内城(本丸)北西部は空堀を挟んで2つの細長い曲輪があります。1つ目の曲輪。
内城(本丸)北西部の2つの曲輪を分断する空堀にかかる土橋。
内城(本丸)北西部2つ目の曲輪。
内城(本丸)北西部の2つの曲輪を分断する空堀を土橋から見たところ。かなり規模が大きいですね✨
内城(本丸)と二之丸の間の堀底道。左の削られた台地が二之丸。
二之丸の入口。
二之丸。広い曲輪でひらけています。
二之丸からの眺め。
二之丸から見た取添があった山。
金石城。金石城は北郷相久が父の北郷時久(10代)に疑われ自害した場所です。金石城の台地上にはソーラーパネルが造成されていました。
安永城のある庄内町へは都城駅からレンタサイクルで8キロ、暑い中20分でいきました😊 盆地の天気は変わりやすく突然の雷雨にあったりしましたが、南九州特有の縄張りである安永城を堪能でき、素晴らしい城攻めとなりました。