大瀬川の南にある天守山に築かれた井上城。土持氏の最初の居城といわれています。1429年に土持全宣が西階城を築いて移りますが、1578年に土持氏が島津氏に帰順する際、島津義久への使者となった土持相模守栄続の供養塔が井上城西の法明寺に残ることから、それ以降も土持氏の支城として機能していたといわれます。
井上城の位置。
井上城の縄張り図。(登り口にある案内板より)
井上城(天守山)の登り口。恒富中学校の向かいにあります。
登り口には2020年7月31日に新しく設置されたばかりの案内板があります🥰
山頂の本丸までの登城道。途中には階段状に配置された曲輪をいくつも見ることができます。
笠原鷲太郎さんの墓所がある曲輪。
登り道は本丸に近づくにつれ曲がりが多くなります。
さらに登ると奥に本丸の切岸がみえてきます。
本丸手前にある曲輪。
本丸まえの堀切。左は本丸の切岸。
本丸の切岸。脇にみえる道を登れば本丸です。
本丸入口。
井上城の本丸。
本丸に建つ井上城の標柱。
本丸にある社。
本丸にある土持相模守の墓。
天守山を下山し井上城の出丸へ。上写真は出丸との間にある堀切。右側が出丸。
井上城の出丸内部。大将軍社元宮ノ地碑が建っていました。