福岡県筑紫野市大字武蔵にある堂ノ山砦に登ってきました。
天判山城の北尾根続きにあり、天判山城の砦として飯盛城とともに武蔵ノ城を構成した堂ノ山砦。別名 薬師山城、城主は筑紫広門の家臣 帆足備後といわれています。1586年に島津氏の軍勢に攻められ落城しました。
堂ノ山砦の位置。武蔵寺の脇から登山ルートがあり白瀧稲荷神社の背後の丘陵が堂ノ山砦の主郭。天判山城からは険しい北尾根の登山ルートを降りていくと堂ノ山砦にいくことができます。
堂ノ山砦の縄張り図（福岡県中近世城館遺跡等詳細分布調査報告書1より転載）。主郭の南側尾根には堀切が2条あり、さらにその先にも大きな堀切があります。
堂ノ山砦の主郭下に鎮座する白瀧稲荷神社。神社のある場所は堂ノ山砦の腰曲輪ぽいです。
主郭の切岸（左）と腰曲輪。
堂ノ山砦の主郭入口。
堂ノ山砦の主郭。主郭の南側（奥）には土塁があります。主郭内は武蔵寺経塚の場所であり立入禁止。フェンスで入れないようになっています。
主郭南側の土塁。
南側尾根から見た主郭。
南側尾根の堀切（1条目）を見下ろす。
南側尾根の堀切（1条目）。
南側尾根の堀切（1条目）の土塁。
南側尾根の堀切（2条目）。
南側尾根の堀切（2条目）。
南側尾根の堀切（3条目）。堂ノ山砦から一番外側にある堀切で、天判山城側の尾根を遮断するため、1条目や2条目よりも大きな堀切になっていました。
