ゆめのある子応援日記

日南市移住、れろのブログ

多気山城

戦国時代 宇都宮氏のお城

多気山城は多気山をまるごと城にしています。ヾ(´∀`*)ノ遠くから見る多気山城は宇都宮氏の本拠ということもあり巨大で威圧されますね〜、まさに城があった山という感じで、上杉の春日山城よりもすごいのではと思ってしまいます。

山頂まで登ると御殿があった本丸に到着します〜、結構急な傾斜で山登りしんどかった。でも大体30分かからずに標高377mの山頂にいけちゃいますた。足腰を鍛えてるからね!笑この城の特徴は山全体を城にしていて山のいたるところに遺構が木々に埋もれながらも残っています。城の各曲輪の出入り口は枡形になっており敵をまっすぐ侵入させないように工夫されています。山を登ってきた敵は枡形の部分で食い止められ上から攻撃されるような設計となっておりそこを突破しても本丸に着くまでに何度も枡形を突破しなくてはいけず防御性抜群。

また、多気山城は山の南側が厳重に防備を高めているんです!!それは、宇都宮国綱が南から攻めてくる小田原の北条氏にそなえて拡張整備されたといわれています。南側には全長2kmもある横堀があります。上の右の画像はその横堀の一部です。こんだけ巨大な山城を作れるのは、それだけ宇都宮氏が強大な勢力だったことがわかります、あと同盟国の常陸の佐竹氏の支援があってのものですね。
見所が多く山の中をすみずみ回っていたら見学に3時間以上もかかってますた、ちょっと熱中しすぎた(ノ´∀`*)