中世に福岡の糸島郡を支配していた原田氏の高祖山城に登りました!
筑前の原田氏は先祖に大蔵氏(劉邦の子孫といわれる)をもつ名門です。
高祖山城は高祖山の山頂に築かれました。山頂の本丸跡まで山登り60分かかりました。途中急な山道で岩場があり、そこで目の前をガサガサと銭型模様の何かが横切り…よく見たら毒ヘビのマムシ(*`∀´ノ)ノ!!! まじ固まりましたよ。人生で初遭遇だったお。なんとか、木の棒を振り回し、道を確保して最後まであきらめずに山頂を目指しました!
↑山頂の上城といわれる本丸跡。左側のたかくなっているのが土塁跡です。本丸の下や周辺は登ってくると段々の曲輪が配置されていることがわかります。また、石塁や堀切も本丸の東側に見られました。
↑下の城といわれる二の丸跡。曲輪も配置され上城までの進入を防衛する場所で城っぽい作りとなっていることがわかります。
本丸跡からは、糸島市外や玄界灘も見渡せまする。なかなかハードな城攻めでした。1587年豊臣秀吉の九州征伐があり、原田信種は家臣の諌言を聞かずに反抗したため豊臣軍の軍勢に攻められ高祖山城は落城。原田信種も他国へ落ち延び糸島郡を300年間治めた筑前の名門・原田氏は滅びました。
なお、高祖山城の最寄り駅は筑肥線の周船寺駅ですよ(*´∀`)ノ