きょうは、武田二十四将・小山田信茂の岩殿城を登りますた。信茂は武田勝頼を最後の最後に裏切った武将で知られています(･ω´・+)
岩殿城は標高634mの岩殿山頂にあり、東京スカイツリーと同じ高さ。遠くから見ても岩盤の山で迫力あり、こんな山によく城を築いたなぁと感心します。
・揚城戸跡
巨大な自然石をそのまま利用して、ここに城門がありました。
・本丸跡
岩殿城の本丸。ここが頂上です、狼煙台がありました。
・堀切
本丸の背後には、2つの大きな堀切があり尾根を遮断してます。高低差のある堀切で降りるのに一苦労。
・岩殿城からの眺め
すばらしい絶景です。崖っぷちなので覗き込むと足がブルブルきちゃうよ。富士山に若干雲がかかり、てっぺんが見えませんでした。
・井戸
左が馬冷やし池、右が亀が池。山の上での生活には水も重要。
本丸からの景色で、この先は崖のため高所恐怖症の人は無理。ここから空も飛べるはず〜（爆）この城にはそういう箇所が多々あり、城攻めも油断できない。
城の落城時に城内にいた婦女子が追っ手から逃げたときの「稚児落しルート」はもっとヤバい。稚児落しとは、婦人が逃げる際に、崖から子供を落としたところ。
傾斜が60度くらいの岩場を、鎖のひもを掴んで登っていくファイト一発的な状況、笑。
この先に、下を見ると両脇が崖で岩の側面を通り、少しでも足を滑らせたら、転落死という場所が続きます。油断すると命を落とす危険な道なので途中で引き返しました(ﾉ∀｀)
久々にハードな山を登り、運動不足を痛感。来週の烏帽子岳を徒歩で行くこと想定して山登りしたわけではありませんよ！
城主：小山田氏 場所：山梨県大月市岩殿
