横浜市内を流れる鶴見川沿いには、小机城を守るいくつもの城がある。戦国時代に扇谷上杉氏と北条氏による覇権争いがおこり、北条氏が扇谷上杉の勢力を撃破しこの地を領有することに成功。小机城を整備し、その支城をたくさん築くことで南武蔵の防衛ラインとします。
その支城のうち都筑区にある3城は、丘陵づたいに歩いて廻れる距離にあるので、実際に行って見てきました(｀◇´)ゞ
川和城
妙蓮寺の裏山の高台が川和城のあった場所という。高台は墓地が造成されており、昔あったとされる土塁は消滅。見晴らしがよいだけの場所となってしまっている。
横浜市営地下鉄グリーンラインの川和町駅から歩くとよい(￣▽￣)b
ただし何もない。
場所：神奈川県横浜市都筑区川和町
池辺城
川和城から東にいった加賀原の丘陵にある月出松公園が城跡とされる。加賀原の由来は池辺城を領有した中田加賀守からきています。月出松公園もただ見晴らしがいいだけで城の遺構は残っていない。周辺の住宅地には二の丸という地名が残る。
場所：神奈川県横浜市都筑区加賀原
北条氏の家臣である猿渡内匠助の城と伝わる。佐江戸城は川和城や池辺城の南に位置する丘陵の先端に築かれていた。現在、杉山神社の裏の高台が城跡の中心とされ畑地となっている。杉山神社は猿渡氏が城の鎮守として建てた。
佐江戸城のある城山を地蔵尊からみたもの。手前の蕎麦屋が午後２時過ぎなのに駐車場いっぱいで車待ちの行列ができてたのが気になる。有名な店だったのかな。
JR横浜線の鴨居駅から徒歩20分。
場所：神奈川県横浜市都筑区佐江戸町
