ゆめのある子応援日記

日南市移住、れろのブログ

八王子に残る北条氏の家臣の城館めぐり

今日は八王子で城攻め。京王相模原線で「京王堀之内」駅へヽ(*´▽)ノ♪
この付近は北条氏照八王子城主)の家臣だった武将の屋敷跡が点在しています。

松木屋敷(東京都八王子市)


まずは足利持氏の家臣だった松木七郎師澄の屋敷跡です。松木屋敷は住宅街にぽつんと残る高台にあり、現在は浅間神社が建ってます。周辺の宅地開発によりこんな感じになったらしいw
松木氏は戦国時代に小田原の北条氏の家臣となり代々この地に続きます。
八王子城には松木曲輪というものが残っており、1590年豊臣軍の前田利家上杉景勝の軍勢による八王子城総攻撃の際、松木氏も戦死したものと思われます。

浅間神社には松木七郎師澄の墓があったので参拝。立派な宝ぎょう印塔でした。

城主:松木氏
場所:東京都八王子市松木浅間神社

大石宗虎屋敷(東京都八王子市)


八王子城主・北条氏照に仕えていた大石宗虎の屋敷です。松木屋敷からも歩いて8分程度の場所にあります。近くには川も流れており、丘陵上に位置します。屋敷跡には大石宗虎のものといわれる墓石群が残ります。
近くには大石やかた公園という名前がついた公園もありますが、そちらは館跡ではないので注意ww

大石宗虎の屋敷があった頃からあるサルスベリです。戦国時代から残る木。

城主:大石信濃守宗虎
場所:東京都八王子市松木

由木城


永林寺の敷地にある由木城。ここは武蔵の武将、大石定久の居城でした。
大石氏は代々関東管領上杉氏の重臣で武蔵守護代として勢力を張りました。
1564年に川越夜戦で上杉氏が北条氏康に大敗すると、大石定久は氏康の3男である北条氏照を養子に迎え、北条氏に従属します。

由木城にある大石定久の銅像。関東の武将の銅像って珍しい。

永林寺の墓地に眠る大石定久公。こちらも立派な墓石です。大切に祀られてるのがわかりますね!
定久の墓の両脇には家臣の墓が並びます。家臣の墓石には名が刻まれており、八王子城で戦死した小田筑後守のものもあります。
また、イッパンの墓地に小田筑後守の子孫さんの墓もみることができます。子孫が今も続いてるってすごいなぁと思いました。

城主:大石定久
場所:東京都八王子市下柚木