
水田の中にある微高地に方形の居館跡、周囲の外堀跡が残っています。諏訪屋敷の城主やいつの時代に使われた城かなど詳細な歴史は分かっていません。諏訪屋敷の微高地には神社が昔あったと伝わります。
上写真は諏訪屋敷の全景。低くなっている水田は外堀の名残と思われます。

諏訪屋敷の地形と範囲。ピンクの線で囲んだ区画が諏訪屋敷の遺跡の範囲です。

諏訪屋敷の地積図。(宮崎県中近世城館跡緊急分布調査報告書より転載)

北側から見た諏訪屋敷の微高地(東側)

北側から見た諏訪屋敷の微高地(西側)

北側から見た諏訪屋敷の微高地。

北側から見た諏訪屋敷。手前の水田は外堀跡。

諏訪屋敷の外堀跡。

諏訪屋敷の微高地から見下ろす外堀跡。

北側からの諏訪屋敷入口。

諏訪屋敷内部。微高地上も水田になっています。

諏訪屋敷内部から見る方形居館。水田より一段高くなっている木々に囲まれた場所になります。居館跡は住宅地になっています。

方形居館の西側。土塁ぽい感じになっています。

方形居館の東側。

諏訪屋敷から見える中央の木々に囲まれた山は王子神社になります。

王子神社の鳥居。

王子神社。

王子神社の由緒によれば1196年に島津忠久(島津氏1代)の頃かそれ以前の創建ということで歴史の古い神社になります。
