鹿児島県曽於市大隅町中之内にある新城です。天文年間に北郷氏が税所氏の守る岩川新城を攻めたという記録があり、岩川新城に該当する城がこの新城といわれています。
新城の地形図。新城の丘陵のある山頂は畑地として整備されたため、どこまでが遺構かは不明です。大隅総合運動公園のある場所も新城の範囲といわれています。
新城の丘陵の登り道。
Bのあたりの切岸。
Aあたりにある二重横堀のような地形。
二重横堀。
山頂の主郭入口。
主郭。広大な畑地の跡となっている。
主郭南西に残る土塁。
Cあたりから見た主郭の段差。
大隅総合運動公園にある新城跡と塚の標柱。
大隅総合運動公園に残る塚。北郷氏が税所氏の守る岩川新城を攻め30人を誅殺したといわれ、その時の合戦に関係する戦死者の塚なのかな。
標柱の説明。
新城の位置。
