ゆめのある子応援日記

日南市移住、れろのブログ

石山城(宮崎県都城市高城町)

宮崎県都城市高城町石山にある石山城に行ってきました。石山城は舌状台地の先端部に築かれています。1541年高城攻略を目指す北原久兼、伊東義祐の連合軍が茶臼ヶ陣山に陣を置きました。対する高城の北郷忠相は石山城に陣を置いて、対岸の伊東・北原連合軍と対峙しています。北原久兼は現在のえびの市、小林市、高原町を治めていて、都城まで勢力を広げようとしていたことを考えると、昔の北原氏はかなりの勢力だったのがわかります😳

石山城の地形図。主郭と②の2つの曲輪で構成された小さな城跡です。主郭には現在熊野神社が鎮座しており、主郭と②の間には堀切があります。堀切は藪になっています。曲輪②の北側の道路となっている切通も堀切の名残なのかもしれません。

熊野神社の入口にある石山城の標柱。

熊野神社の鳥居。奥のこんもりした森が主郭。

石山城の主郭。熊野神社が鎮座する。

主郭と曲輪②を分断する堀切。藪になっています。

堀切越しに見た主郭の切岸。

曲輪②の堀切側にある土塁。

曲輪②から見た伊東氏と北原氏が陣を置いた茶臼ヶ陣山。

曲輪②と北側台地を分断する切通

標柱の説明。

石山城の位置。