佐賀城から西に3キロの佐賀市八戸にある八戸(やへ)城に行ってきました。
八戸城は於保氏の一族である八戸氏の居城です。戦国時代末期の八戸城主だった八戸宗暘(むねてる)は、妻が龍造寺隆信(佐賀城主)の姉でしたが、隆信と敵対したため龍造寺氏に攻められ八戸城は落城しています。八戸宗暘は八戸城を追われたあとも神代勝利の軍勢に合流し、龍造寺隆信と戦い続けたそうです。
子孫は佐賀藩士となり山本氏を名乗ります。葉隠の口述者で知られる山本常朝は八戸氏の子孫で、墓は八戸氏の居城だった龍雲寺にあります。
龍雲寺南側の長崎街道の説明板に八戸城跡がちゃんと明記されてます😍
八戸城の地図。八戸城は龍雲寺とその周辺が城域であったといわれ地図で見ると城の堀割が市街地に残されてるように見え、かなり広い城だったことが想像できます。龍雲寺も堀割に囲まれています。
八戸城跡に建つ龍雲寺。
八戸城南側の堀割にかかる中橋。
中橋から見た八戸城南側の堀割。
八戸城南側の堀割。
龍雲寺東側の堀割。
龍雲寺東側の堀割。
東側から見た龍雲寺。
龍雲寺北東角の堀割。
龍雲寺北側の堀割。奥の森が八戸城跡の龍雲寺の曲輪。
今でも龍雲寺と周辺の市街地には八戸城の堀割が残っており、八戸城の面影を感じることができます。
八戸城と佐賀城の位置関係。龍造寺隆信の佐賀城が近いですね。